数年前に配属された家電量販店の調理コーナーで目を疑うPOPが有りました、それはフィッシュロースター。
因みに電気の基本温度は250℃ですから、ソレを越える為には蓄熱しか手段が無いのですが、フィッシュロースターの形状って蓄熱していると思いますか?
しかしね当のPOPには「庫内最大温度約350℃」一体庫内の何処を測定したのでしょうか。
更にそのPOPには有り得ない言葉がそれはシリコン耐熱が500℃。
因みに中華鍋にフッ素加工が無いのは高温調理で焼け切れるからなのですから、空焚きも同様に相当します。
ですからフッ素加工のフライパンはアルミ素材が大半、鉄では蓄熱しますので当然に冷めないに対してフッ素がもたないからなのですよね、だからTVCMの取っ手が取れるには、料理下手製造機との別名が付くのですよ。
だって蓄熱しないとは熱を当てた横から熱が逃げるのですから、玉ねぎの飴色炒めに1時間以上も必要な超高燃費に至るのですよね。
そんな海外メーカーが平然と眉唾調理家電の市場展開が可能な要因って、結局はシリコン500℃のPOPを披露する様なメーカーの存在が有るからこそ。