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介護の現場から見た明日

私たちが直面しているのは、介護業界における著しい矛盾です。一方で、高齢化社会が進行し、介護サービスへの需要は日に日に高まっています。他方で、介護職員の待遇は、その重要性に見合ったものとは言い難い状況にあります。介護の現場で働く我々は、このギャップに日々直面しながらも、社会の不可欠な一員として責務を果たし続けています。

介護職に従事する私たちの仕事は、決して簡単なものではありません。身体的、精神的な負担は大きく、それに見合った報酬が得られているとは言えません。しかし、私たちはこの職に誇りを持っています。なぜなら、私たちの手によって、多くの高齢者やその家族が安心して日常生活を送ることができるからです。介護は単に生活のサポートを超え、人々の尊厳を支え、社会全体の結びつきを強化する役割を果たしています。

だからこそ、介護職の待遇改善は喫緊の課題です。介護報酬改定 2024年 単位数を見ると少しずつは改善されているようですが、まだまだこれからだと思います。より多くの人材がこの仕事に魅力を感じ、長期的に従事できる環境を整えることが、これからの社会を支える上で不可欠です。待遇改善は、単に給与の問題に留まらず、働く環境の質、教育やキャリアアップの機会、そして何よりも社会からの評価を含む広範な問題です。