頑張る私のブログ

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動物は言葉がわかるんですね!

私は犬を飼っていました。最初の犬が死に、15年ほどして2匹目の犬を飼いました。外での飼育だったので、今頃の屋内飼いのように常にそばにいたわけではありません。それもあり、また私の無知のために、私は家の犬さえ人語を理解できないと思っていました。言葉をかけることはあっても、コミュニケーションを取ろうとしていなかったと思います。
あるとき、子猫ちゃんを一週間預かることになりました。
私は猫は、人懐こい野良ちゃんを触ったことがある程度で、扱い方も知りませんでしたが、夫は長い間猫を飼っていました。その夫に聞きながら、私は猫の世話を始めました。昔は猫も自由に外を歩き回って、用足しも外だったようですが、今はその世話もするので、面倒ではあります。
この間に驚いたのが、夫が猫に話しかけていたことです。大層な言葉かけでなく、単に、一階の屋根に出た猫に「そこ危ないよ。戻っておいで」と言っただけです。けれども私には驚きの一言でした。まるで子供に話しかけるような口調だと思ったのです。つまり、それまで私は犬猫に、人間と同じコミュニケーションが取れると知らなかったのです。その子猫ちゃんは少しの間、周囲を確認していましたが、夫の言葉通り部屋に戻ってきたのです。
残念ながらその頃犬は、既に老犬で、そのせいかあるいは能力なのか、言葉を解することはできませんでしたが。
それから私は外で猫を見かけた時は、猫が警戒していない場合、話しかけては満足します。その動作でなんとなく、猫が言葉にどう反応しているのかわかる気がして楽しんでいます。本当に猫は人語を解しているのだと思います。
動物で人語を解するといえば、カラスがいます。カラスはゴミの日の生ゴミを狙い、あさります。利口で、人が驚くようなことをするのは、広く知られています。
我が家の近辺のゴミ置き場も、カラスに狙われます。時々荒らされて、ゴミが無残に散らばっています。腹が立つので、ゴミが集まっている頃、カラスを見かけたら、私は追いはらいます。つまり、「あんたたち、何してるの!ゴミあさったら、承知しないよっ!」
と叱るのです。「さっさとあっち行きなさい!」「ゴミから離れなさい!」などと。
初めは「けっ」といった風で、私がいなくなるとまた、ゴミに近づいたようでした。それが二度三度と重なった頃、私が「こらっ!」と怒ると「やべっ。おばさん来た」という雰囲気でさっと飛び立つようになりました。その様子がおかしくて、私はカラスを見かけると「こらっ」と怒ります。
ある時降下しようとするカラスに、私が近づこうとした所、そのカラスは知らん顔して近所の屋根に止まりました。前を向いていましたが、私は、カラスが私の様子を片目で伺っていると思いました。その時私は「悪さするんじゃないよ」と言って通り過ぎました。あの時カラスは、私を認識していたのでしょうか。そんな気がして、うるさいおばさんは、悦にいっているのでした。