今日、夜ごはんを食べたあとにまったりしていると、父の入っている生命保険の保険会社の担当の方が訪ねてきた。もともと父から訪ねてくることは聞いていたのですぐにわかったけれど、その時間は父がまだ帰ってきていなかったので困った。
というのも、自分は完全にくつろぎモードに入っていて、だらしないジャージ姿をしていたので、とてもお客さんを出迎える装いじゃなかったからだ。しかもリビングは散らかり放題で、洗濯物すら干してあるし。
しかしもう訪ねてきてしまっているし、時刻は夜で家の明かりはついているので居留守を決め込むわけにも行かず、観念して応対をした。保険の担当さんは自分が子供の頃からの付き合いだったので「大きくなったねえ」などといった感じで、ちょっとした会話をしているとそのうち父が帰ってきた。なぜか僕の分までコーヒーを淹れてくれたので、結局最後まで会話に付き合った。
