頑張る私のブログ

ツイッターが好き、男っぽいと言われる、テレビ大好き、年の離れた兄が2人いる、英語が得意

B型肝炎は国が定めた条件に従い給付金が支払われる病です

B型肝炎は既に免疫力が出来上がっている青少年期以上の人がB型肝炎ウイルス(HBV)に初めて感染し、ご自身の肝臓で炎症(肝炎)を起こす病気です。この病気の一番怖い事は劇症肝炎に発展してしまう事です。

劇症肝炎に発展しない限りほとんどの方が完治できます。B型肝炎ウイルスには日本固有のウイルスと、海外のウイルスに分ける事ができますが、この日本固有のB型肝炎ウイルスに感染しても、特殊な状況にならない限り慢性化する事は有りませんが、海外のウイルスに感染すると約1割の患者が慢性化してしまうと言われております。

又、免疫力が未発達の幼児期にB型肝炎ウイルスに感染してしまうと体内に抗体が出来ずに、ウイルスが体内に存在し続ける事になり、これを持続性感染と言います。この様な幼児も含めウイルスを持っている人をウイルス保有者(キャリア)と呼び、これらのキャリアの中から慢性の肝臓病を発症する人が出てきてしまいます。

又、最近の研究では血液中からウイルスが無くなっている人でも、免疫に影響を与える薬を投与するとウイルスが再び血液中に現れると言う事が判り始めております。次にB型肝炎と診断されてしまった場合の治療ですが、ラミブジンやエンテカビル水和物等の強力な抗ウイルス薬が使用されます。

ただ劇症肝炎の場合には保険の対象から外れてしまいますので、治療費用としては高額な物になってしまいます。その為にB型肝炎患者に対して、ある条件に当てはまる場合には国から給付金が支払われる制度が有ります。この給付額は症状の重さや、患者のご家庭の事情により給付額が異なる物で、50万円から最大で3,600万円までとなっております。更にこの国からの給付金の制度は現在は完治されている患者も対象となっておりますので、既にB型肝炎が完治された方も一度医療機関や場合によっては医療関係に詳しい弁護士などに相談されて見る事をお薦めます。B型肝炎キャリアの種類と給付金は弁護士が詳しいです。

念のため国からの給付金を受ける為の条件は次の3項目になっております。1、1次感染者、2、母子感染、3、B型肝炎患者のご遺族の方となっております。とにかく現在は元より、過去にB型肝炎を患ってしまった方は一度相談されて見ると良いと考えられます。